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人権啓発

シリーズ:シリーズ映像でみる人権の歴史

第4巻 明治維新と賤民廃止令

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部落問題には「迷信」がいくつもあります。1871(明治4)年に明治政府の出した「穢多・非人」に関する布告もその一つです。これは「解放令」と呼ばれてきましたが、原文には「布告」とあるだけで「解放」の文字はどこにもありません。「解放令」と呼ばれるようになるのは50年後のことでした。このため本巻では、研究に基づく厳密な呼び方として「賤民廃止令」を使いました。
部落差別を撤廃する本格的な動きは、長州藩で身分を超えた軍隊・奇兵多がつくられ、差別されていた人々が「維新団」などの名で命をかけて幕府軍と戦い、大活躍をしたことに始まります。しかし、幕府が倒されると、人々は明治政府に裏切られ、そうした流れの中で「賤民廃止令」が出されたのです。
このDVDでは最新の研究をもとに、明治政府が、差別をなくすためでなく、地租改正により税を取る目的で「賤民廃止令」を出したこと、したがって壬申戸籍に差別的な記載をすることも政府自身が許可したことなどを、公文書をもとに丁寧に描きます。近代社会においても「部落差別」が存続した構造を浮かび上がらせています。

対象単元: 小学校社会科[第6学年](1)(1)キ 、中学校社会科[歴史分野](5)近代の日本と世界 イ 、小・中学校「特別の教科 道徳」「特別活動」

DVD 66,000円[C#6598]

解説書・指導の手引 / 18分 / 2015年


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